Komedaのブログ

大学生だって声を出したい

文章練習14日目

文章の上達は飽くなき推敲の先にあると思うので、昨日の文章を推敲していきます。

 

昨日の文章

昨日のブログで言いたかったことを、書き直す。複数のスキルを身につけるメリットは大きく分けて3つだ。

 1つは、マーケティングやセールスに加え、その他にスキルがあれば、自力で商品を作り、顧客に売ることができることだ。

多くの人に頼らなければ、その分動きが早くなる。

ビジネスにとってスピードは命だと思っていい。

会社によって巨額のお金を動かし、何年もかけて洗練された商品を作り上げるより、一ヶ月の間に販売と改良を重ねた方が成功に近づく。

なぜなら、大抵の商品は世の中に出すまで価値がわからないからだ。

巨額のお金をかけても、世の中に出してみたらそれは全く求められていないものだったりする。

例えば、販売中止になったPS Vitaを覚えているだろうか。

SONYとしても渾身の作品だったのかもしれないが、同時期にでた3DSにシェアを奪われるなど世の中の流れにそぐわず、あえなく衰退した。

 

この失敗とは裏腹に、2018年には突然、JKの間で無名のメーカーによる位置情報共有サービスが流行した。

このような未来は一体誰が予想できただろうか。

 

このように、近年、世の中は全く予想のつかない動きをする。

大企業は1つのプロジェクトを実行するまで何年もかかってしまう。

かかる時間はそのまま「世間とのズレ」になるだろう。

だから、これからの時代は早いスピードで世間と対話を繰り返すことができる、「強い個人」が時代の勝者になると思う。

 

 

 

まずはアウトラインにこの文章を起こしていきましょう

  • 複数のスキルを身につけることにはメリットがある(問題提起)
  • 個人の力でビジネスを回せること(結論)
  • 個人でやれると動きが早くなる(理由)
  • 早いとこんないいことがある(理由)
  • 動きが遅くて失敗した会社、なぜか成功した会社、流行は読みづらい(具体例)
  • 個人の力でビジネス回せたほうがいいよね(結論)

 

わかりやすい文章にとって必要不可欠なのは、分かりやすい具体例です。

アウトラインにすることで、具体例の問題点が浮き彫りになりました。

この文章は具体例において、動きの早い会社のメリットと、世の中の動きの読みづらさの2つを表そうとしています。

文章に含ませる要素を欲張ると、分かりにくい文章になります。

 

ここは文章の流れを合わせると、動きが早くて成功した会社(動きが遅くて失敗した会社)の方を具体例にすると良いと思われます。

 

これを踏まえて、文章を推敲していきます。

 

推敲した文

 

複数のスキルを持つことは、生きていく上であなたの強みになるでしょう。

マーケティングやセールスなどのスキルがあれば、商品の作成から販売まで、一人でやれてしまいます。

このように多くの人に頼らずにビジネスを回すことの強みは、フットワークの軽さです。

大手企業は巨額のお金を動かし、何年もかけて洗練された製品やサービスを世の中に送り出します。

しかし、短期間の間に新しい試作品を何回も販売し改良を繰り返した方が世間の声を反映したものになります。

変化の多い今の時代において、世間の声を反映するかどうかは命取りです。

巨額のお金をかけたとしても、世の中に出してみたら、全く求められないことがあります。

例えば、販売中止になったPS Vitaを覚えているでしょうか。

発売の何年も前から話題になっていたにも関わらず、あまり売れずにあえなく衰退しました。

大企業は大きな資金と長い時間をかけるため、製品やサービスで1つの時代を作り出すこともできますが、世間の声を十分に反映できないことが多いです。

 

反対に、女子高生の間で流行している位置情報共有サービスZenlyは小さなスタートアップが試作を重ね作り上げたものです。

 

このようにフットワークの軽い会社は、世間の声をより多く反映し、これまでになかった発想の製品やサービスを作ることができます。

 

社員の多い会社は必然的に動きが遅くなり、あまり世間の声が聞けません。

だから、PSVitaのような「かつてのヒット作の最新版」を作ってばかりです。

 

 

 技術の発達により、世界はめまぐるしく変化し、人々の需要は全く新しいものに移り変わります。

これからの時代、変化に最も敏感な「強い個人」こそ時代の勝者になるのでは無いでしょうか。

 

 気をつけたポイント

文末に変化をつけること

「です・ます調」の語尾のパターンは「~です」「~ます」「~でしょう」「~くださいくらいしかなくて大変