Komedaのブログ

大学生だって声を出したい

文章練習16日目

今日は教養の必要性について書きます。

 

世の中には、教養を身につけるための本があふれています。

「1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養」とか、「教養のためのワイン」とか、「これを知らなけらば恥を書く教養」などの本を見るたび、辟易とします。

何故なら、本をのぞいてみると、偉人の名前や有名なワインの銘柄、礼儀正しいとされるマナーばかりが書いてあるからです。

 

そういったことの暗記が教養なのでしょうか。

そもそも、教養とは勉強するものなのでしょうか。

 

私は、教養とは「学ぶ姿勢」であると思います。

あらゆる現象から学びを得ようとし、あらゆる人を師と仰ぐ姿勢です。

その結果、豊かな知識は身に付きます。

 

こういった本を読んでも、同じように知識は身に付くかもしれません。

しかし、最も重要な学びの姿勢は暗記だけでは手に入りません。

こういった本の読者は、恥を書きたく無いだけの見栄っ張りに思えます。

 

他人より自分が上でいるために知識を身に付けているのでは、一向に教養が身につくことはないでしょう。